用語

トーンアーム配線の静電容量

配線の静電容量は、信号経路の導体間に電荷を蓄える能力で、通常はピコファラドで示します。値が内部配線だけを対象にする場合も、付属ケーブルを含む経路全体を対象にする場合もあります。一方、1メートル当たりの値は、ケーブルの単位長さごとの静電容量を表し、ピコファラド毎メートルで示します。一般に、ケーブルが長いほど、接続経路に加わる静電容量は増えます。

トーンアームでは、この静電容量とフォノ入力の静電容量が合わさり、カートリッジから見た負荷の一部になります。その負荷は、カートリッジのコイルが持つ磁気エネルギーの蓄積特性と相互作用し、高域特性を変える場合があります。内部配線が同じなら、出力ケーブルの交換によって合計が変わるのは、ケーブルの静電容量が異なる場合だけです。