用語
入力側換算インピーダンス
入力側換算インピーダンスは、トランスの入力巻線から見た電気的な負荷です。理想的な電圧昇圧比が1対nの場合、出力側の負荷をnの2乗で割った値が入力側に現れます。値はオームで示し、特定の巻線接続と出力負荷に対応します。そのため、終端負荷が同じなら、昇圧比を上げるほど入力側に換算される負荷は小さくなります。
フォノ用昇圧トランスは、ムービングコイル型カートリッジを後段のフォノ入力へ結合します。選択可能な巻線接続であるタップを固定したままでも、その入力抵抗を変えると、カートリッジの負荷が変わります。タップに表示された公称カートリッジインピーダンスは、通常、想定する適合範囲を示します。実際の入力側換算負荷については、メーカーによる別の明示が必要です。