用語
導体配置
導体配置は、ケーブルの導体同士の位置関係を示します。同軸、ツイストペア、スタークアッドなどは配置の名称で、数値単位はありません。同軸構造は中央導体を戻り導体で囲み、ツイストペアは2本の導体をより合わせます。間隔と配置は、静電容量、インダクタンス、外部の電磁界が回路へ結合する仕方に影響します。
RCA Cable, Phono Cable
信号と戻り側の配置は、静電容量と、信号電流経路が囲む面積を定めます。外部磁界は、その大きさと向きに応じて、このループに電圧を誘導する場合があります。
XLR Cable
バランス接続では、2本の信号導体をより合わせることで、外部の電磁界へ同様にさらされやすくなります。スタークアッド配線は、向かい合うもの同士を接続した4本の導体で、磁気的な妨害を減らします。
Network Cable, HDMI Cable, I2S Cable, AES/EBU Cable, Digital Coax Cable, USB Cable
デジタルケーブルの配置は、進行信号の電圧と電流の関係である特性インピーダンスの決定に関わります。導体間隔が変わるとインピーダンスの不連続が生じ、信号の一部が音源側へ反射する場合があります。
Speaker Cable, Power Cable, Headphone Cable
導体配置は、電流経路の間隔と磁気結合を決めます。往路と復路を近づけると、そのループ内の電流変化に逆らう性質であるループインダクタンスが減ります。
Ground Cable
複数の接地導体が、同じ端子間で並列に走る場合や、編み組になる場合があります。ループ面積は、設置した接地線の経路と、接続システムを通る戻り経路に左右されます。