用語
静的コンプライアンス
静的コンプライアンスは、一定の力を加えた際の針先支持部のたわみ量です。通常はマイクロメートル毎ミリニュートンで示し、値が大きいほど同じ力で変位が増えます。測定対象は、音声や試験周波数で繰り返す動きではなく、落ち着いた荷重です。支持材料は一定の力と変化する力で応答が異なる場合があるため、静的・動的コンプライアンスは別の挙動を表します。
アームとカートリッジの共振は、針先支持部上で系が自然に振動する現象で、支持部の動的な挙動に左右されます。静的な値だけから、共通の換算係数によって、その周波数依存のコンプライアンスを求めることはできません。